オーリーのしっぽ

11月◎日 きゃ〜 でれないよ〜!


へへへ、オーリーだよ〜。
なんだかこのごろお母さん、サービスいいんです。
今日もお弁当を持って、お出かけ。
今回は、電車を二回乗り換えて、バスにも乗ってやっと着くところ。
オーリーに何が起こったかといいますと…。
駅からシャトルバスに乗り込んで座席の下から出てこようとしたら
『うわ〜〜ん、出れないよ〜。たすけて〜〜〜!』
お母さんもびっくり
「オーリーどうしたの、はやく出ておいで。」
「出たくても出れないの、何とかして。」
親子であわててしまいました。
ハーネスがひっかかっていただけなのですが、お母さんにもオーリーにもわからなかったのです。お友達がいっしょでよかった。
 その後は、 きれいなお花とおいしそうなハーブ、目と鼻と口(?)、からだ全部を使って、お散歩をゆっくり楽しみました。
いつものおやつも、ちゃ〜んともらって、オーリーはニコニコ。
 帰りのバスでは、こわいおもいもせずに、席の下から よっこいしょ!
ちょっと遠かったけど、お天気もよかったし楽しいお散歩でした。

11月●日 赤信号だよ!


オーリーは毎日信号機のある交差点をいくつも渡ります。(そのうち1ヶ所は音響信号。)
オーリーとお母さんが、青信号になるのを待っているときにも、何人かの人たちは、平気で道を渡っていきます。
「あれ、赤信号じゃないの?お母さん、今 渡っていいの?」
「だめだよ、今は赤だよ。ほら、車だって止っているでしょ。」
ほんとだ、見えているのにどうして信号守らないのかな?
他の人がわたっていたり車が来ないとオーリーは渡りたくなるんだけど、お母さんは赤信号はだめって言うのです。
信号が変わると、「オーリー行こう。」って声をかけてくれます。
よしよし、確かに車は来ないな。オーリーがちゃんとくるまがこないことを確かめてから渡りはじめます。

☆ オーリーたち盲導犬は、信号を判断することはできません。
ユーザーが音で判断をして、命令をします。
例えば、自分たちが渡ろうとする方向と平行に車の流れがあれば信号は青。
左右方向に車の流れがあれば信号は赤。
ですから、車の流れや他の人の流れが音で確認できないときは、信号無視をしてしまうことにもなります。
音響信号でない交差点で、「今渡れますよ。」などと、声をかけてもらうとオーリーも安心。
騒音・せみの声・かさにあたる雨音などで、車や人の流れ・音響信号の音が聞こえないこともあります。そんな時に、声をかけてもらうととても助かります。

11月♪日 背中の荷物がちょっぴりじゃま


オーリーは、遊びに行くのが大好きなんだけど、そのときもやっぱりハーネスをつけているわけ。
ものすご〜〜くたまにバスに乗って、オーリーの大好きな広い公園に遊びに行くことがあるの。
 この前の、『オーリーちゃんデー』」が、そうだったんだよ。
見覚えのある(聞き覚えのあるかな?)バス停だったから お母さんに教えてあげたんだけど、バスを降りたら気分は最高!
「お母さん、早く早く。」
「こら、仕事中ですよ。ちゃんとしなさい。」
だけどうれしくて…、お母さんに注意されながら緑地に着きました。
今日はとってもお天気が良くて、暑いぐらいなので、先ず飲み物を確保。
「オーリーは、いつものお水でいいね。お母さんはお茶にしよっ。」
オーリーはとっても楽しいので、足取りも軽くしっぽもルンルン!
「ね、ハーネスはずしてくれない?なんか、おもいきって楽しめないんですけど。」
「なに言ってるの、すっかりペットになってますけど…。」
「え〜〜〜、そうかな!!」
(そうです。どこから見てもりっぱなペット。自分の荷物は、自分で持ちましょう。)
そんなことを言いながら楽しいお散歩。
 おかあさんたちがお弁当を食べているのを横目でチラチラ、どうせ何もくれないのだから、ぽかぽか日向ぼっこでもしましょう。
でも、お母さんがリュックの中にオーリーのおやつ(犬用のビスケット)を入れていたのを、オーリーはしっかり見ていたの、だからいい子にしとかないとね。ビスケットとお水でオーリーも楽しいひと時。もっとたくさん食べたいのに、けちんぼお母さんはちょっぴりしかくれないの。(ブツブツ)でも、お母さん大サービスで、またまたお散歩してくれたから、ま いいか。
 今日はとっても楽しい一日でした。ちょっぴり背中の荷物が重かったけどね。

11月△日 ここで降りないの?


あのね、オーリーはお出かけがだ〜いすき。
今日はひさしぶりの『オーリーちゃんデー』というわけで、バスに乗ってお出かけです。
しっぽもブンブン喜んでいたら、駅への道じゃないね。
あれあれ、いつものバス停だ。お母さんお仕事なのかな?ちょっとがっかり。
あれあれ、お母さんバスが来たのに乗らないの?
一台見送って乗ったバスは、お客さんも少ないので、空いた席に誘導するのも簡単。
「お母さん、ここ空いてるよ。」オーリーもお母さんの足の下でおぎょうぎ良くダウンして。
「お母さん、いつものバス停だよ、早く降りなきゃ!」
オーリーが立ち上がって教えてあげようとしているのに、お母さんたらニコニコ笑って、「オーリー、今日はちがうんだよ。」だって。
ちがうって言われても、お母さん頼りないから、本当にだいじょうぶなのかな〜?
しばらくの間、オーリーは心配でバス停に着くたびに立ち上がっては、「まだだよ、ここで降りるんじゃないの。」って、お母さんに言われちゃった。だけど心配なんだもん、本当にだいじょうぶ?
オーリー内心ドキドキしながら、しかたないのでダウンしていたんだけど。
「あ ここここ。お母さんここで降りるんでしょ!」
オーリーがごそごそしたらね、お母さんたら、
「オーリーが降りようとするんだから、ここでまちがいないよ。でも、どうしてわかるの?」だってさ。
へへへ、どうして降りる場所がわかるのかは、企業秘密なので教えてあげられないけど、オーリーにはちゃんとわかるんです。
いつだってお母さんより先に、降りるところわかっちゃうんだ。

オーリーのお母さんのひと言
通勤でバスを使っているんですが、オーリーはなぜだかわたしより先にいつものバス停で立ち上がろうとします。
人とおしゃべりをしていたり、ぼんやり考え事をして停留所名を聞き逃がした時でも、オーリーが立ち上がろうとするので、乗り過ごさずにすんだことが何度もあります。
なぜわかるのかは、企業秘密だとかで教えてもらえないんですけど、たよりない母は、わが娘ながら 「すご〜い。」と、感心させられます。

11月○日 缶けり


あのね、お母さんたら時々缶けりするの。
それも、オーリーと一緒に、歩いているときにね。
オーリーと二人で、缶けり遊びしているわけじゃないのであります。
実は、道にポイ捨てされた空き缶を偶然けってしまうってわけ。
「お母さん、みごとめいちゅう!」
「なに言ってるの。オーリーに当たったら痛いんだよ。」
「そうだな〜、お母さんコントロール悪いもんな。」
「それに、空き缶が落ちているってことは、他にもポイ捨てされているものがあるかもしれないってことでしょ」
そうか、ガラス瓶だったらわれて、オーリーけがをしちゃうかも…。
ぎゃ〜、いたそう。
オーリーたちは、はだしで歩いているし、いろんなところで、ダウンをします。
安心して気持ちよくお仕事ができるように、皆さんポイ捨てはしないでね。

11月☆日 いや〜〜〜 オーリーのおしりが・・・


こんにちわ、オーリーで〜す。
ね、聞いてちょうだい。
朝のお仕事を無事に終えて、お母さんの机の下でいい子にしていたら、
「あれ!オーリーどうしたの?」
ええ〜 なになに?何か変ですか?
「オーリー、おしりが黒くなっているけど、どうしたの?」
え〜〜、ほんと〜。けがをした覚えないけど…。
「オーリー、おしり何かついて黒く汚れてる。。拭いてもとれないよ。」
え〜、いや〜。汚れたおしりで歩くの恥ずかしい。もう一度拭いてみて〜。
バス停かバスの中でダウンしたときに汚れちゃったのかな?
昨日は誰も何も言わなかったもの。

お母さんは、目が見えないので、触っても気づかないような汚れは、
誰かに教えてもらわないとわからないの。
それから、2 3日間、「あれ、オーリーおしりどうしたの?」って、あう人ごとに言われちゃいました。

 

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