オーリーのしっぽ

9月△日 苦手な駅


オーリーです。
ひさしぶりのお出かけで、しっぽもルンルン、「お母さん もっと早く歩かない?」
涼しいし 気持ちもよくって 元気元気!
この道を通るときは、電車に乗るんだ。オーりーには、ちゃんとわかっているよ、「そうでしょ、お母さん。」
 もよりの駅は、改札は1階なんだけど、ホームには階段を上らないといけないのです。
 エレベーターやエスカレーターがないので、ちょっとたいへん。
「ワンワン。」といって、バギーに乗った子供がオーリーに挨拶をしてくれたんだけど、どうやってあがったんだろう?
オーリーも昇り降りがたいへんに感じるときがあるけど、小さい子供づれの人や重い荷物を持っている人・けがをしている人や体調のよくない人 、きっと他にもたくさんの人が、「エレベーターやエスカレーターがあったらいいな。」って思っているんだろうな。 
 その上、ここはホームがカーブしているので、乗り降りの時に気をつけないと列車とホームの間に…。
実は、親子ともどもこの駅では、ヒヤッっとしたことがあるので、オーリーにとっても、お母さんにとっても苦手な場所なのです。
でも、電車に乗ってお出かけもしたいしね。

 

9月○日 敬老の日


敬老の日にね、お母さんオーリーに、普段よりちょっぴりだけやさしかったの。
いつもより長くブラッシングしてくれたり、しょっちゅうオーリーの様子をみに来てくれてなでてくれたりお話してくれたり…。オーリーが大好きなガムだって、くれたんだよ。
これって、オーリーが老犬てこと?
え〜〜〜、それってどういうこと?だって〜、いつまでも若い気持ちでいるのに、ほら しっぽだってブラブラ垂れ下がっちゃった。どうしてくれるの〜
オーリーが老犬なら、お母さんはめちゃくちゃおばあちゃんてことですね。(クスクス笑い) そういうことでいいんですね。
 大好きなガム、さん オーリーのお誕生日以来でしたね、次おあいできるのはいつかな?勤労感謝の間でお別れなんてつまんない。それに、ブラッシングも、あんまり念入りにしてもらわなくても…。オーリー途中であきてきてベッドにもどろうとして、「オーリー、だめ!まだ、半分しか終わってないでしょ!こっちにきなさい!」って言われちゃうんだもん。お母さん、怒っちゃだめ!敬老の日でしょ。やさしくしてね(笑い)
でもね、オーリーはお母さんがだ〜いすき。これからも、オーリーいい子にするからね。

☆ オーリーは、長い時間ブラッシングをしてもらうのがあまり好きではないの。
ブラッシングが嫌いなわけじゃないんだよ。じっとしてるのつまんないんだもん。
それでね、途中でベッドにもどろうとするんだけど、お母さんにしかられます。
「オーリー!」って、こわい声で呼ばれるんで、大好きなロープをくわえて、「遊んであげようか?(しっぽふりふり)」って ごきげんとろうとするんだけどね。
「オーリー!遊んでるばあいじゃないの。ほら いい子にしなさい。」
こんな具合で、うまくいきません。
お母さんは、なかなかてごわいです。

 

9月×日 ゆらゆら


おはようございま〜〜す、オーリーです。
最近台風や地震で寝不足なのかな〜?
え、何も手伝ってもらった覚えはないですって。
いやだなー、いい子で、お母さんの邪魔もせずにすやすや グーグー 寝ていたでしょ。
あれ〜〜、と言うことは寝不足じゃないみたい。
 ね、この前オーリーのお家、ユラユラゆれたんだよ!
 グーグー寝ていたお母さん起きたかと思ったらドアを開けていました。あれ、どこかえお出かけなの?
あれあれ、またもやお風呂にお水を。
お家がオーリーのしっぽみたいに、ゆーらゆら揺れています。
でもね、お母さんがそばにいてくれるから平気なの。
それに、お母さんも心細いとオーリーのところに来て、、「オーリー…いい子だね・・・。」 なんていいながら体をなでてくれるんだよ。ほんとはお母さん怖がりなんだけど、オーリーがいるから元気になれるみたい。お母さんがそばにいてくれるとオーリーも安心する。おなじなのかな?。

 ムニャムニャ寝ていたら、あれれ!またまたゆれてる!!
ウインドベルがなっているから夢ではないみたい…。
お母さんが近くで非常用のリュックをごそごそ。オーリーのドッグフードとお水、入っているのかな?
お母さんに呼ばれるまで寝ることにしよ〜。

☆ オーリーはとってもあまえんぼうなの。お母さんが大好きで、お母さんがいないと不安です。
盲導犬は目の不自由な人を安全に誘導することだけがお仕事のように思われますが、静かに待っていることも大切なお仕事なんです。
  でも、オーリーは慣れないところではお母さんがいなくなると不安になって、じっとして待つことができなくなってしまいます。
バロおねえちゃんは、どんなところでも何時間でも一人でお母さんを待つことができたんだってさ。  盲導犬は、みんな同じことを同じようにできるわけじゃないんだよ。一頭ずつ得意なことやちょっと苦手なことが違うんだ。人だって1人ずつみんな違うんでしょ?
「ちょっとおすましてしっかりもののバロちゃんとあまえんぼうのオーリーちゃん。」って、お母さんは言います。
(お母さんはオーリーと暮らす前、バロッテVALLOTEというラブラドールの盲導犬と暮らしていたの、だからオーリーは次女ってことになります。
2頭の盲導犬と暮らしてみて、1頭ずつ違うんだなって、あたりまえのことにはじめて気づいたんだってさ。)

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